Coffre de Diligence

18世紀から19世紀にかけてヨーロッパで広く使われていたDiligence（ディリジャンス）と呼ばれる駅馬車は、長距離を移動する旅客輸送手段でした。駅馬車には乗客の貴重品を収納するための専用の箱が備え付けられていました。​Coffre de Diligence（コフル・ド・ディリジャンス）はその名の通り、駅馬車に搭載されていた荷物を収納するための箱として使われていました。この箱は駅馬車の後部の荷物室や運転席の近くに設置され、旅客の貴重品を安全に保護する役割を果たしていました。

 

この木箱は全体が革で覆われ堅牢な錬鉄の金具で固定されています。持ち運び用のハンドルと鍵が備わっていますが鍵がないため機能しません、ロックの際は南京錠を利用してロックをお願いします。

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Notice：

経年による革の破れ、内部にシミがあります。

​​​※撮影に使用した南京錠は付属しません​