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Victorian Wall Cabinet

Origine : London

Époque : 19ᵉ siècle

Hauteur : 62,5 cm

Largeur : 33 cm

Profondeur : 15 cm

Vendu

Victorian Wall Cabinet

ヴィクトリア朝中期頃( 1850 - 1870 )に製作された壁掛けキャビネットです。扉前面には葡萄の葉と房を主題とした深い彫刻が施されており、豊穣や繁栄を象徴するこのモチーフは当時のイギリス家具において好んで用いられました。彫りには明瞭な陰影が残り、手仕事による立体的な彫刻表現が見られます。

 

素材にはオーク材が用いられ、長い年月を経て赤黒く落ち着いた色味へと変化しています。上部には円形の枠内に四葉の彫刻が配され、壁掛け家具としての装飾性を高めています。

 

扉は鍵を差し込んで把手として使用する構造です。内部は一室構造で日用品や小型の貴重品を収納する目的で使用されました。背板は薄く壁面への設置を前提とした作りになっています。

 

実用家具でありながら象徴的なモチーフと彫刻表現を備えた、ヴィクトリア期家具の魅力が凝縮された一点です。

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