Bague Memento mori
Origine : Londres
Époque : 19ème siècles
Poids : 6 g
Size : 69
Vendu

髑髏と脛骨を交差させたデザインが彫られた「メメント・モリリング」このデザインは古代から使用されてきたアートピースで、15世紀には現在の形に発展しました。死の不可避性と万人に平等に訪れる終焉を示す象徴として中世以降広く用いられてきた象徴的デザインです。現代では危険な液体や粉体の容器に表示される警告マークとしても知られています。
メメント・モリはラテン語で「死を想え」という箴言であり「自分がいつか死ぬことを忘れるな」という戒めを表しています。この思想は古代ローマ時代に起源を持ち、14世紀に起きたペスト(黒死病)のパンデミックをきっかけに広まりました。
ペストの蔓延により多くの命が奪われ、死を意識することの重要性が高まりました。これにより骸骨や砂時計、死神の鎌、腐った果物などが死を象徴するモチーフとして数多くの芸術作品に登場するようになりました。特にバロック時代の絵画や文学には、このテーマが顕著に現れています。
メメント・モリとは一見すると死を強調する厳しい教えのように思えますが不吉さを伝えるものではなく『今この瞬間を大切にしよう』というポジティブなメッセージが込められています。
このリングはメメント・モリの思想を促し人生の有限性を意識させ、一瞬一瞬が貴重な時間であることを思い起こさせます。
Bague cuillère 1822
Origine : Londres
Époque : 1822
Poids : 7 g
Size : 67
19世紀初頭ジョージアン後期に作られたスターリングシルバー製スプーンの柄を加工してリングにしたもの。当時のロンドンではホールマーク制度が確立しておりGoldsmiths’ Hall による厳格な鑑定が行われていました。特にこの年代は課税印Duty Markが押されており、銀純度の刻印検査が厳密に運用されていたため刻印の信頼性が高いことで知られています。
1821年の法改正に伴う制度変更により、ロンドンのアッセイオフィスを示すレオパードヘッド刻印の様式も変わりました。それまで用いられていた王冠付きのレオパードヘッドは廃され、1821年度デイトレター f の期中から段階的に新様式へ切り替わり、翌1822年(デイトレター g )には王冠のない様式へ完全に移行しています。本作は王冠を外したレオパードが示す歴史的転換期の個体であり制度変更直後の刻印様式を備えるリングといえます。
Hall Marks
Assay Office:Leopard's Head(London)
Standard Mark:Lion Passant(925/1000)
Date Letters:g (1822)
Duty Mark:George IV
Maker's Mark:W・B(William Bateman)
私物への移行につき販売を終了しました。





